大豆の収穫時期はいつ?収穫方法・作業風景を紹介!:岡崎農業法人オペレーター加藤
オペレーター加藤ではお米だけでなく、大豆の栽培にも力を入れています。
お米と同時に大豆も育てることで、土地を効率良く活用し、安定的に作物を収穫することができるからです。
そこで、毎年大豆の栽培をしている私たちが、大豆の収穫時期や方法、収穫後の工程について解説します。
本記事でわかること
・大豆を収穫する適切な時期は?
・大豆の収穫方法は?活用する機械をご紹介
・大豆を収穫したら?その後の作業を解説
作業風景も写真付きでお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
大豆を収穫する適切な時期は?
大豆の収穫時期は、一般的に10月から11月頃です。
6月下旬〜7月上旬に種を蒔いた大豆が、秋になると収穫期を迎えます。
具体的な収穫時期の目安は、以下の通りです。
収穫の目安
・種まきから約4ヶ月後に収穫する
・葉がすべて落ちている
・莢(さや)の大部分が茶色に変色している
・莢(さや)を軽く降ると、中の大豆がカラカラと音を立てる
収穫の時期が早いと大豆が十分に成熟せず、品質の低下に繋がります。
オペレーター加藤では、大豆の成長状況を慎重に確認し、適切な収穫時期を見極めています。
大豆の収穫方法は?活用する機械をご紹介
オペレーター加藤では、効率的な収穫を実現するためにコンバインを使用しています。
コンバインを使用すれば、刈り取りと同時に「脱穀(※)」を行えるため、大幅に作業時間を短縮できるからです。
稲刈りにも使用するコンバインですが、大豆の収穫時には専用のヘッダを装着して作業を行います。
(※)脱穀とは
作物を莢(さや)から取り外す作業のこと
コンバインが普及する前は、脱粒機を使って大豆を取り出していた
農林水産省でも、コンバインによる大豆の収穫について詳しく解説されているため、参考にしてみてください。
大豆を収穫したら?その後の作業を解説
収穫が終わった大豆は、そのままでは出荷できません。
出荷できる状態にするためには、主に以下の2つの作業を行います。
乾燥
収穫した大豆は水分を多く含んでおり、そのままでは品質が劣化してしまいます。
そのため、専用の乾燥機を使用して適切な水分量になるまで乾燥させることが重要です。
選定
選定では主に以下のような作業工程を経て、出荷可能な品質に仕上げます。
・茎や莢(さや)などの不要物を取り除く
・大豆の大きさを「大・中・小」に選別する
・色彩選別機を使って、色の異なる大豆を取り除く
まとめ:お米農家は大豆の栽培もしています
岡崎農業法人オペレーター加藤では、お米と大豆を同時に栽培し、土地を有効活用しています。
この記事では、大豆の収穫時期や方法、さらに収穫後の工程について解説しました。
本記事を通して、農業の大切さ・楽しさ・厳しさを知ってもらえると嬉しいです。
また、オペレーター加藤では、農地管理・農作業受託・お米販売を行っております。
農業に関する質問や不明点等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。