【手作業】稲刈りを小学生に体験していただきました!:岡崎農業法人オペレーター加藤

六ツ美南部小学校の小学5年生に「稲刈り体験」に来ていただきました。

毎年恒例となっているこのイベントでは、農業の大切さ、自然との触れ合い、そして作業の楽しさを学ぶ場を提供しています。

本記事でわかること

・そもそも稲刈りとは?
・稲刈りの適切な時期は?
・稲刈りで扱う道具
・【手作業】小学生の稲刈り体験の様子
・稲刈りについて小学生からの質問4選


本記事を通して稲刈りの基本から、体験の様子まで知ってもらえると嬉しいです。

そもそも稲刈りとは?

稲刈りとは、成長した稲を収穫する作業のことです。

春頃から苗を植え始め、秋頃に熟した稲を収穫するのが一般的です。

苗を植える様子については、下記記事を参考にしてください。

稲刈りには、昔ながらの「手作業」や、効率的に作業を進める「コンバイン」という機械を使う方法があります。

稲刈りの適切な時期は?

稲刈りの適切な時期は、9月〜10月の秋頃が一般的です。

ただし、地域や品種、その年の気候によっては、稲刈りの時期がズレることもあります。

例えば、沖縄では、稲刈りを年に2回行う「二期作」を行っている地域もあります。

年に2回、稲を収穫するために、1月ごろから1回目の田植えを行っているようです。

参考:NHK NEWS WEB 「早くも稲刈り始まる 二期作が行われている石垣島」

なお、オペレーター加藤では、9月上旬〜11月上旬ごろの期間に、稲刈りをしています。

稲刈りで扱う道具

稲刈りで使う道具は、手作業と機械作業で異なります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

手作業の場合

手作業での稲刈りは「鋸鎌(のこぎりかま)」を使用します。

鋸鎌(のこぎりかま)は、三日月型の刃先にギザギザがあり、稲を根元から刈り取るのに適しています。

鋸鎌(のこぎりかま)で、稲を上手に刈り取るコツは以下の通りです。

・地面と平行になるように鎌を持つ
・刃全体を使ってゆっくり引く
・稲の根元部分を刈り取る

なお、オペレーター加藤で行う稲刈り体験は、この手作業を体験してもらいます。

小学生が怪我をしないよう、鎌の取り扱いを十分に説明したり、鎌の本数を少なくしたり、工夫しています。

機械の場合

稲刈りは、機械での刈り取りもできます。

時代が進み、技術が進歩したことで「コンバイン(※)」が普及したからです。

(※)コンバインとは?

・刈り取り
・脱穀
・裁断

上記、3つの作業を同時に行う機械のこと
コンバインの普及により、稲刈り全体の作業効率が大幅に改善された

稲刈り体験では、実際にコンバインで稲刈りしている様子を披露しました。

また、稲刈りの際、コンバインの中では「もみ」と「藁」に選別されます。

選別された「藁」は細かく切り刻まれ、田んぼの肥料として再利用されています。

【手作業】小学生の稲刈り体験の様子

ここでは、実際に小学生に稲刈り体験をしていただいた様子を写真で紹介しています。

稲刈りをしている様子

束ねた稲を干している様子

藁の縄をなう様子

実際に作られたわら縄

稲刈りについて小学生からの質問4選

稲刈り体験中、小学生たちからは様々な質問が寄せられました。

その中でも印象的なものを4つご紹介します。

Q.機械は洗車するの?

機械は作業後に点検と洗車を行います。

特に泥や稲のクズが溜まるため、メンテナンスが重要です。

Q.ここで刈ったお米はどこに行くの?

刈り取ったお米は倉庫で乾燥され、その後冷蔵保存されます。

乾燥することで、長期保存が可能になります。

Q.オペレーター加藤では、何人でお米を刈っているの?

従業員は約10名です。その中から機械を運転できる人が、お米を刈っています。

Q.さっき手で刈った稲は何をしてるの?

もみを乾燥させています。

乾燥させないと長期保存できなかったり、味が落ちたりしてしまいます。

今は、倉庫内の乾燥機で乾燥できますが、昔は天日干しの方法で乾燥させていました。

自然・天候に左右されやすく、今、天日干しをしているお米農家は少ないです。

まとめ

六ツ美南部小学校の小学生に、稲刈り体験をしていただきました。

この体験を通して、稲刈りの適切な時期や古くから伝わる道具の扱い方、現代の稲刈り方法を楽しく学んでいただけたと思います。

稲刈りはただのお米作りの作業ではなく、自然や人々の知恵が詰まった大切な工程です。
オペレーター加藤では、このような体験を通じて、農業の魅力やその重要性を伝える取り組みを続けていきます。

お米作りに関する疑問・不明点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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